だけど どんなに傷付いても苦しくても


もう一度夢を見ようって

誰かを心底愛してみたいって



あの夜 ナナの幸せを祈りながら




そんな風に思ったんだよ




ねえ ナナ


あの時 思わず涙が出たのは

その夢のような出来事が

ナナの用意してくれたごほうびだって すぐに分かったから



ありがとうを100万回言われるより愛を感じた



それがとても うれしかったの




あの頃の あたしには



ナナを取り巻く世界の全てが


みんな眩しく輝いて見えた



誰でも よかったわけじゃないの


同じ光の中にいたかったの




ねえ ナナ


ナナは あたしの憧れで


ナナのようになりたかった



ずっとそう思って生きてきたの





だから お願い





もう一度 歌って




ああああああ