Cookie - TAKUMI -
Cookie Fresh 2007年3月15日発売 番外編「TAKUMI」 |
そーいえば、前回の番外編「NOBU」はちょうど1年前になるのねえ。今気付いた。 NOBUは「別冊」だったのに、TAKUMIはそうじゃないのかよ〜〜(泣) 別冊だったらきれいに保存できるのにぃ〜〜〜(泣) それにしても何?このクッキーフレッシュの表紙!レイラとラブラブショットやん!勘弁してくれよ! まあ、落ち着いて、待ちに待ったタクミ編、超ウキウキで読み始めました!!・・・・が・・・・ |
感想 |
おれの生まれ故郷の話なんて 聞かない方がいいと思うんだけど いえいえ、聞きたくて聞きたくて、それはそれは長い間待ってたんですのよタクミさん!!(>_<) やっと出番が来たのでどーーぞ語ってくださいな。 覚悟はいい? いーーーーーーーですとも!!!!!!☆♪☆♪(^o^) しかし・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナンデスカ???コレハ??? 「TAKUMI & LAYLA」 やんか!!!!!! いやーーーー参ったねこりゃ。あたしゃびっくりよ。レイラの話はいいから、アンタの話が聞きたいんだけど、って思ったけどさ、けどあれか、レイラなくしておれの話はできないってか。ああ、そうか、そういうことか!!(誰も何も言ってないが・汗) レイラがいたから今のおれがいる。まさにそんな感じがしたよ。でもほんとにそうなんだろうなあ・・・。 初対面から言葉を失うくらいキラキラと可愛いレイラ。たぶん、春休みくらいに引っ越して来たんだろうね。ちょうど3年生になるタクミ、そしてレイラは2年生に。タクミの姉ちゃんは恵って言うのか。 他に楽しいと思えることがひとつもなかったので レイラとばかり遊んでいた レイラは子供の頃から歌うのが好きだった おれはそれを聴くのが好きだった 母親への不安とか 親父への不満とか 姉貴への不満とか おれを取り巻く不穏な空気を レイラの澄んだ歌声が一時でも一掃してくれた もしも天使が本当にいたとしたら きっとこんな声で歌うんだろうな きっとこんな顔で笑うんだ レイラの歌声は 人の心に希望を与える そんな力があるから 決して汚してはならない眩い天使 レイラはおれの聖域だった この薄汚れた浮世の中に ひとつ位そんな場所が欲しかったんだ だからどうか歌い続けてくれ 願わくばおれの傍で 純愛ですやん!!!! めちゃめちゃプラトニックラヴですやん!!!! 太刀打ちできませんやん!!!!! 何も言うことはありまへん。言ったら汚してしまいそうです(汗) ここまでとは思ってなかったっす。すんまへん。 私はもっと彼の家庭のことが知りたかった。あんま、描かれてないやん。親父のひどい様子とか。思い出したくないからって言ってたけどさ。そこが知りたかったのに・・・姉ちゃんが妊娠して相手の男ぶん殴るとことかさあ。。。。もうちょっとオトナの段階の、奈々と出会う前くらいの時期のがよかったなあ。でも「NOBU」とかも少年時代だしなあ。いや、「NAOKI」は中学〜トラネス結成くらいまでだったぞ・・・ 家庭のおかげでグレていく姉貴が更生してくれれば救われると思ってたけど、涙を流して「ごめんね苦労かけて」と言う姉を見て、激しく何でだ、という疑問が湧いた。「酒買って来い」という父親に本気で殺意芽生えてるよ。危ねぇ〜〜(汗) そのやり場のない思いを、学校のガラス割ることで発散してたんだなあ。 それにしてもコイツ、女に関してはほんっとろくでもねえ!!!ヤリまくりやん!!サルやん!!びっくり! でもあれだね、 「何それ 今はおれが最低とか死ねばいいとかそんな事考えてる場合じゃねえだろ」 とか、 「何それ ほんとよくわかんねえな女ってのは まあでももーいいっつってんだからいっか」 ってところ、すでに今のタクミのベースが出来上がってるやん(笑) この「TAKUMI&LAYLA」の中でときめく要素はなかったなあ・・・・何か、タクミなんだけど、別の人の物語を読んでるみたいだった。「ふう〜〜〜ん」って感じ。。。中学やそこらの年代で曲がいくらでも浮かぶなんてのはさすがだと思ったけど。こんなにろくでもない男が、今は仕事人間になった、その辺の過程とか見せて欲しかった・・・ ときめいたと言えば、ヤスだよ!!レイラを押し倒したあぁぁーーーーーーーーーーー!!!あきゃ============って感じ!!超ドキドキしたわ(照) 詩音さんはこの際どーでもいいっす(汗) まあ、最終的に私の中での「かっこいいタクミ」のポジションは動じてないし、愛が揺らいだわけでもないけど、期待はずれってのは正直あるかな。何か今ひとつ的が外れてるというのか、すっきりしないというのか・・・何かあんまし深く考えられない感じ。・・・え?ショック?!いえいえ、そういうわけでは・・・・・・・決して・・・・汗 ・・・で、終わろうかと思ったけど、ふと思い出したことがあるので書くことに。 タクミは「レイラに対しては恋愛感情は持てねぇんだよ」って言ってたよね。それで思い出した私の経験談をひとつ。 もう10年以上も前になりますが、ものすごぉぉぉ〜〜〜〜く好きだったアマチュアバンドがあったの。それはそれはほんとにステキで、なぜ彼らがメジャーにならないのか、不思議でしょうがなかった。もし彼らがそれを望むのなら、今後もライブ活動を続けて行こうと思ってるなら、どうにかそのお手伝いができないだろうかと思って、マネージャーにしてくださいと直談判した。彼らが気持ちよく音楽ができるように、私ができることは何でもしたいと思った。 男性4人のバンドでしたが、私は誰一人として、恋愛感情を抱くことはなかった。そういう次元の存在じゃなかったのよね。彼らの音楽を愛してたけど、個人として愛してたわけじゃない。特にボーカリストの声が好きで、彼が作る歌が好きで、 何でこんないい歌が作れて、こんないい声で歌えるんだろうって心底惚れてた。でもそれは決して恋愛感情じゃない。その気持ちの違いははっきりと自分でわかっていた。 デビューの話もあったにも関わらず、残念ながら解散となった時は夢がなくなったと思った。ぽっかり穴が開いたようだった。 これからまた一から何か見つけなくてはいけない、と思った。もしまた彼が歌う気になったら、例え同じメンバーじゃないとしても、そしたらまた私は聴き続けたいと思ってるし、その気持ちを応援したいと心底思ってる。 もしかしてタクミのレイラへの思いもこれに似てるのかな、とふと思ったわけです。すいません!自分と一緒にしちゃって!!(泣) でもそれならば、理解できる気がした。散々純愛だとかプラトニックだとか言い放した後で言うのも何だけど・・・(汗) 歌とか音楽って、何ていうのかな、一種の「魔法」みたいなもんじゃない?聴いてる間はそれに浸って楽しくなれたり、癒されたり、嫌なことも忘れられたり。わずか数分で泣くこともできるし、思い出と共にタイムスリップすることもできる。 タクミは幼い頃から身近にある「レイラの歌」という魔法を、いつまでも大事にしたいんだと思った。 うん、何だか、書いてるうちに理解できてきたよ。全部じゃないけど・・・。よかった、若かりし日の自分を思い出せて(笑) 悶々としたものがちょっとは晴れた気がしました。まる。 今回、あくまで考えたのはタクミの心理であって、レイラの気持ちとかはあえて考えてませんのであしからず・・・ |
ちょっとツッコみたいところ |
「ひどいな グレちゃうぞ」 ・・・・・・・・・あれ、まだだったの?!(笑) |