Cookie  - NOBU -
   Cookie 5月号  2006年3月25日発売  番外編「NOBU」
今回も早々と出勤前にコンビニでゲット!!♪♪・・・・・・表紙が!の、の、ノブ!!しかも高校生!!!可愛い〜〜〜!!!!
そして隅にナナも!!いやいや、思わずにやけてしまいました。ヤバイ。もちろん、切り取って保存版にしたのは言うまでもない(笑)
輪ゴムで縛ってあっただけだったので、早速ほどいて別冊を手にする。「おお〜〜、これが別冊というやつかあ〜〜・・・」としばし感動。
「NAOKI」もこんなんだったのかなあ。。。なんて思いながら、ワクワクで読み始めました☆♪


感想

   おれの生まれ故郷は    来ていただければわかります

・・・・・それだけかいっっ(笑) ってこれ、やっぱり「NAOKI」の時と同じ背景、そしてもっと遡ると1巻のナナ編の始まりと同じだよね。みんな同じ故郷なんだなあ、と実感するひと時。


   伸夫ーーーーーーー!!!

おお、ノブの母ちゃん登場!!キレやん!若いやん!ってこの時ノブ4歳、そりゃ若いか(笑) ノブ可愛いなあ〜☆

   ノブくん はいこれあげる♪  二人だけの秘密だよ♪

従業員のユミちゃん(当時20歳)に初恋した4歳のノブ。なんておマセなんでしょ。
そして隣の席の森下さん。それからガールスカウトの智世ちゃん。

   ううん。ただの木の実だよ

これってステキだよね!!若干小学生でこんなこと言えるなんて!!智世ちゃんがすごく嫌がる毛虫を、そうじゃなくて
「木の実だよ」なんて、この一瞬で私ってば、ええ歳ぶっこいてときめいてしまいました(笑)

惚れっぽいけど、いつも儚く散った淡い恋心。そんなこんなで迎えた中学の入学式。ここでレンと出会うんですね!れ、れ、れれれ、レン、かっこよすぎだってば!!!中3でしょ?!?!ありえない〜〜〜!!というか、中学で「軽音部」ってあるの?!あることにはあるのかなあ。私の中学時代にはありえなかった世界なもんで、ってそれって何年前の話だよ!と自分で突っ込んでしまいました。スイマセン・・・(汗)

   出会ってしまったんだ  この上なく とてつもなく ときめくものに

「そのうちまたときめく(女の子と)出会いがあるさ」と思っていたノブが、レンとの出会いでギターに目覚めたんですね〜♪♪まさに、一目惚れってやつよね〜♪♪これぞ、運命?!?!

   それが「ブルート」だった

うおお!!話でしか知らなかったブルートだよ!!歌ってるよ!誰、この人たち!ボーカルのアルト?ベースのタイガ?
ふう〜ん、へえ〜〜え。(←あんま興味なし・汗) レンは中3からすでにこんな活動をしていたんだねえ〜。「愛の大安売り」ってか。ぷくくく(笑) そんなレンも今はナナにどうしようもなく惚れてる、って思ったら何か嬉しいなあ☆
・・・・・・・出た!!ヤスだ!!!かっこいい〜〜!

   あの時はまだ毛もあったし

いや、今も「無い」わけじゃないんだけど(笑) こん時でヤス高1かあ。
・・・・・・むむむむむ!!!!!隣で並んで歩くその女は!!!!「詩音さん」じゃないのっっっ!!だよね?!?!
可愛いなあ。今はあんなにお色気ムンムンなのに。しかし、こんなショットを描くということは、やはり、「付き合っていた」のかなーー?!?!いや〜〜、妄想が膨らむわ。
そうかあ、この「ブルート」が解散して、ギターにノブ、ボーカルにナナを迎えて「ブラスト」になったんだ。それが1巻の「ノブ、おまえおれらとバンド組まねえ?」って展開になるわけね。ほお〜〜、そう考えるとレアなお話だわ〜☆♪

中学3年間、バンドに明けくれたのね。ギターを抱き締めて眠るほどに。
そのおかげで(?)彼女もできず、第一志望の高校に落ちた・・・(汗) 放任主義だった親父がとうとうキレた。手を取り合ってフリーズするノブと母ちゃん。

   買い与えたのはキミじゃないか 和夫

お、おもしろすぎ!!高校落ちてからギター取り上げても遅くないですかね、お父ちゃん。戒めか。

   ちきしょ〜〜〜ぜってーーーこんな旅館継いでやんねーーー オバケもいるし

ほんまにいっぱいいる!!(笑) ノブにはみんな見えてるのかね?(笑) しかも、一回外に出てまた戻ってきてるし。
おちゃめなオバケだ。
愛する恋人を、マイハニーを取り上げられ、失って初めて気付く大切さ、自分の情熱、ってやつですな。
今度こそ「マイギター」を、とバイトに励むおぼっちゃま。ガソスタかあ。。。そんなノブを「可愛い奴め」とでも思ってそうなレンの表情が印象的です。

   大崎ナナです

うおお!ようやくナナ登場!!高校の入学式か!!高校生のナナ、何だか今よりやけに色っぽい気がするんですけど、気のせいですか?!(汗) バサッとした感じの髪型がこれまたステキなんだよ。う〜ん、思わず見とれてしまいます。
思えばノブが、第一志望の高校に落ちたからこそ、ナナと出会えた。これもやっぱり運命なんだよ。落ちてよかったんだよ〜〜♪おっと、和夫に怒られるわ(汗)

   何かひとつでも 好きなものがあれば   世界はこんなに楽しいのに   あ。ヤスがスキンヘッドになってる。。。

ノブがこの上なくとてつもなくときめくもの、楽しいもの。そんな気持ちを、ナナにも教えてあげたかったんだろうなあ。
「世の中にはこんなに楽しいことがあるんだよ」ということを。。。

   ありがとうこれ  またいいのあったら貸して

おお!これってばあの場面やん!・・・と思って探して見る。7巻、24話でノブが奈々にナナの高校時代を語るところですね!!「得意のマシンガントーク」、「言葉でコミュニケーションが取れないなら音楽だ!」ってのはこういうことだったんだ。

   見て見て! 紹介します ニューマイハニー♪

うわーーー!!レンが働いてる〜〜〜!!しかも建設現場〜〜〜!!!作業服〜〜〜!!!何か激レアーーー!!ノブのハニーよりそっちに持っていかれてしまったよ(笑) 
おれは高校も行かずマジメに肉体労働してきたから結構金持ちだぜ」(1巻ナナ編)
ほうほう、なるほどねえ〜〜。レンが働く姿って何かまるで想像できなかったのでちょっと興奮したわ。

失ったハニーを再度手に入れるまで、必死でバイトして、そしてようやく念願かなったのに、なかなかバンドも組めないと嘆くノブ。CD貸してから、ナナといろいろ話せるようになったみたい?「何?ビビアンて」 ナナはピストルズヴィヴィアンも、
ノブ経由で知ることになったんだね〜。後に、レンもじゃん!!すごーーい!!

ナナの援助交際疑惑、そして退学。あっさり学校から姿を消した、って感じ。濡れ衣でも何でも、人にどう思われようと関係ない。すべてがどうでもよかった、って感じのナナ。この辺、またまた1巻ナナ編で自分で詳しく語ってますよね。というか、つながる部分が多くて何か嬉しい!!♪♪おばあちゃんのお店の手伝いは、お小遣いもらってなかったんだ。学校行って、手伝いして、だったらそりゃバイトもできないし、自由に使えるお金もない。学校で勉強するくらいなら、働いて稼ぐ方がナナにとってはそりゃ有意義だったんだろうなあ。まあ、そんなことを知る由もないノブが「おぼっちゃまの発想だね」と言われてムカつくのも無理はない。

   初めましてーーー佐々木千帆です♪

・・・・・・・・胸のアップかよ!! いいなあ、ぐらま〜・・・(古)・・
ナナがいなくなってノブに同情した(?)中本が紹介した千帆ちゃん。ついにイケてる彼女ができたノブ。木に登って彼女の部屋に潜り込む、ああ、なんて青春☆♪いいねえ〜〜☆♪

シアワセな日々を送っていたある日、いつもより早い初雪。
     カラッ・・・・・  カラカラカラ・・・・しーーーーーん・・・・・          それは怖すぎるうう!!!(泣)

   あいつはおれ以外友達がいないのに  なんで放ったらかしたりしたんだよ

連絡はやり合わなくても、元気でやってるもんだと思ってたんでしょうね。仲のいい友達でもそういうのって普通にあるしね。けど胸騒ぎがした。ナナのおばあちゃんが亡くなって、すでに一ヶ月が経っていた。引っ越しの前日におばあちゃんがノブを呼んだんだ。ナナはビルの清掃に夜は工場で弁当詰め。若いのに、地味な仕事してるな〜〜・・・・・・・って、ナナに接客業はイメージ沸かん。けど本屋でもバイトしてたなそういえば。。。

   おれはこの先  どんなにムカついても ケンカしても ナナとはすぐに仲直りするように がんばるよ
   ナナはべっぴんさんだから その気になれば彼氏の1人や2人 すぐに出来ると思うけど

   その気になっても 友達は上手に作れないと思うんだ

   だからおれが一生 友達でいるよ


   どうか安心して天国へ行ってください

くう〜〜〜〜!!!(泣) いいねえ〜〜〜!!(泣) 泣かせるわ〜〜!!肉親が誰一人いなくなってしまったナナ。親しい友達もいない。大丈夫、おれがちゃんとずっと友達でいるからさ、というノブの思い。いいねえ!!これぞ、友情だよ!!ナナは口にも態度にも出さないけど、すごく嬉しかったに違いないと思うなあ☆

そして運命のクリスマスライブ、レンとの出会いとなるんですね!!(興奮!) ナナは頑張った自分に赤いワンピースを
プレゼントして☆♪☆♪

   だからナナとはそーゆーんじゃねえって
   だったら一緒にバンドなんか組まないで! その子とあたしとどっちが大事なの?

・・・一緒にバンド??ああ、そっか、「ブラスト」だ。 一緒にバンドくらいいーじゃないの。ダメなのか?!(汗)
○○とあたしとどっちが大事なの?」 それは言ってはいけないセリフですよ〜。。。。っと私は思うのだが。恋愛観は十人十色ですがね。「どんなに惹かれ合っても お互いの大切なものを認め合えない相手とは上手くやれない」 
その通りだと心底思います。

!!おや?!?!いきなり奈々が出てきたぞ。急に飛んだなあ!みんなで短冊書いた七夕。ほお、奈々はこんなことを書いてたんだね〜〜・・・・・・・・・ってこれまた突然タクミ??

   別にどっちの子でも 奈々が産みたいんなら おれは認知して面倒みてやろうと思うんだけど  おまえはどう思う?

あらまあ、これはタクミの名セリフ(私の中で)ではないですか!


        おれは


うん、うん、 おれは???    何ですか??  聞きたい聞きたい!!!


     ノブ?

・・・・・・・どわーーー!!朝海だーー!!これって、ついこないだの15巻、56話のところ?!何だ?いきなり「今」に戻ったぞ!そうか、「アメの匂い」。(ホントは新製品のボディーコロン) この56話のまるでテーマのようだった「匂い」。これでノブは昔のことをいろいろ思い出していた、ということにつながったんだ。「旅館のフロントに置いてあるのを盗み食いして よく母ちゃんに怒られたんだよ」 まさにそこから始まってるもんな。上手いなあ〜!!感動。

この夜、ヤスと美雨が付き合うことになった。そして、ナナがレンに心の内を訴え、バスルームで発作を起こした。レンとナナのあの後が描かれてなかったけど、もしかしたら、レンが発作を治めて、そのまますぐナナは眠ってしまったのかな。眠るナナを切なそうに見つめて、そして大事そうに抱きかかえるレンの姿が何とも言えない。

ブラストがデビューして、やっとノブも両親に認められたのか、和夫はギターをいるべきところへ戻してあげたんですね〜☆♪ええ話や。ぜひ心ゆくまで抱きしめてあげてください☆


ちょっとツッコみたいところ
なんと言っても

     おれは

の続きですよ!!!何を考えていたんでしょ?!?!めちゃめちゃ気になるーーーー!!!前の流れから考えると、
千帆ちゃんと別れた後も、ノブは彼女ができても似たようなことを言われていた。要するにそれって、彼女になった人間が、ノブが大好きなギターやバンドを理解できなかった、ってことでしょ。自分を好きだと言う人間も、結局は自分の好きなものを理解してもらえなかった。それって悲しいよね。。。「お互いの大切なものを認め合えない相手とは上手くやれない」ということをすでに悟った。

だけど奈々に出会った。奈々は心からブラストの成功を願っていて、そして一生懸命に「ノブの書く曲が大好きだ」と言った。「自分と音楽」。それを含めて認めてくれたのはもしかして奈々が初めてだったのかな。「上手くやれない」相手ばかりだったノブがやっと巡り会えた、認めてもらえる相手。

そこで出てきたのがあのタクミのセリフだよ。結構考えたよ、これ。何でノブがここを思い出していたのか。奈々とラブラブ絶頂だった時に突然聞いた言葉。まあ、これを境に奈々とは終わってしまったわけだから、やはり思い出深いのかもね。。。

奈々が産みたいんなら → 奈々の大切にするもの
おれは認知して面倒みてやろうと思う → 認める → 相手の大切なものを認める  ちょっと単純か??(汗)・・・

おまえはどう思う?

・・・・・・・・・・聞きたかったーーーー!!!(泣)
私はノブ本人じゃないからわからないし、この場面についてはそれこそかなり多数の意見があるだろうから、あまり多くは言わないことにします。
ただ、これを聞いた時点でのノブはすでにどなたもご存知の通りですが、今、朝海と一緒にいる今は、「奈々はお腹の子供とタクミとの生活をとても大切にしてる」ということを理解して、認めているんだとしたら、それはそれでいいんじゃないかな、と私は思いますね。う〜〜ん、でも実際のところはどうなのか、複雑だな〜・・・いつかノブ自身が語ってくれることを願おう。

   だけど現実は容赦なくて おれは頼りなくて
   朝海を食わせてやるって言った事も ナナのおばあちゃんとの約束も
   本当に守り通せるかは 分からない

ノブ自身の気持ちとは関係なく、人間の気持ちって変わるもんだし、周りの状況もどう変化するか誰にもわからない。
そりゃ、本当に守り通せるかはわからないと思う。

   だけど 希望は捨てないよ

大事なのはそこだよね。諦めたらそこで終わり。希望を捨てずに、人生前向きに生きていきたいもんです♪