Cookie #75
   Cookie 7月号  2008年5月26日発売  第75話 
最近、届くのがほんとに早くてほんとに嬉しいっす。最初は10日間ほどかかってたのに、最近は5日前後で届くよ。この違いはナニ?!
普通郵便でもこんだけ早いとほんと助かるし、嬉しい!!  ・・・って、んなこたどーでもいいですよね(汗)
表紙がNANA、しかも19巻と同じ〜〜!この絵、いいよねぇ♪和むわ☆


感想
「千景の話だとね」 と詩音、おお、美里が何ナニ?!と思いきや、、、





    寝とるがな!!!!(汗)・・・・





いや、しゃーない。ヤスじゃないけど、ホッとして寝てるんだよ。はあ。まだ進まんな、こっちサイドは・・・
それにしても詩音、今回初めて私「このヒトかっこいい!」って思っちゃった。。。何かずっと謎が多いヒトで、一体何者?!って感じが満々だし、ヤスとの関係も謎なままだし、特別これといった感情は持たなくて、ただ物語の進行上に存在するヒトって程度だったんだけど(スイマセン)、「2人でいても手持ち無沙汰なだけ」とヤスを帰らせるなんて・・・きっとものすごくヤスを好きなんだと思うんだけど(推定)決してそれを前面に出さず、相手にも求めず、常に一歩引いてるってところがすごいと思った。「浮気しない主義なのは知ってるし」と言っちゃうところも。何も求めずに、【「ただ」好きでいるだけ】ってのはなかなかできるもんじゃないよなあ〜・・・ちょっとファンになりつつある今日この頃。(レイラのグダグダ効果かしら(笑))
そう、無言でタバコをやりとりするところも何気に深い仲を感じさせるよね。そこでヤスが去っていく時の切なげな表情、描写は小さいけど何だかグッと来るものを感じましたわ。

レイラは部屋で作詞でもしていたのでしょう。タクミからの電話、「レンがバンド抜けるって言い出しやがった」と呼び出しを受ける。そっか、そこで終わったんだっけ、思い出した!やっぱりレンは薬のことでそういう決意をしたんだ・・・いつの間にかレンのスケジュール調整をしていたタクミに「さすが!」と思った矢先、休みに入るまではもらった分でやり過ごせってのはどーなの?!・・・なーーんか、ものすごい「軽い」んだよね。一体この問題の結末はどうなることやら。真剣に考えて心配してるのはレイラだけ。まあ、軽く考えてたツケがどんな形でやってくるのか、(それが「悲劇」なのかもしれないケド)茶〜でも飲みながらゆっくり待つことにしようかのう、ばあさんや・・・(謎)

「でもナナが・・・」と言って頭にあるのは「あたし以外の女に曲なんか書かないで!」という、ナナの叫び・・・その後の「ナナに会いてえ・・・」ってのは最初に言おうとした言葉ではない気がするんだけど、だったら何を言いたかったのか、それはわかりまへん(おい)・・・だって、「ナナ【】・・・」なんだもん。うーーん、思うところはあるんだけど、まだ漠然としててまとまらないのでまた今度(汗)。
ってか、私、ここの場面好きなんだよね。ナナがこのセリフを叫ぶところ。この後、また過呼吸起こしちゃうんだけど。切ない場面だけど、ナナの根底にある部分。きっとずっと残るであろうと思われる感情。それを吐き出した。そしてそれをレンが知った。読んだ時は鳥肌もんだったよ。 って、まあ思い出話はおいといて、と。

出張中のナナの部屋。
銀ちゃんとの会話、いいねえ♪ってか、舞と一緒じゃないのか?!「美里の住所知らない?」って銀ちゃんに聞いてたけど、聞いてどーするつもりなんだ?ナナはまだ妹だと知らないままなのか。そっか、美鈴の居場所が知れただけなのか?けどそれがあの「うえはら」だったら気付かないか??・・・ようわからんなあ。
「いたっけ?そんな化け猫みたいな顔した子」「なんでこんなに甘えんぼさんなのかしら」いちいち面白い銀ちゃんです(笑)
「もーーー毎晩毎晩会いたくねえ」・・・何だよ、毎晩夢で会ってるのかよ(照) そりゃ銀ちゃんも真面目な顔で微笑むわ。

呼び出されたレイラが到着。レン、お休み中。。。ってことは・・・・・
出たな!タクミ&レイラ!!来やがったな!かかってこいっっっ!!

レイラ: 「×◎◇※凸#$ё★%@Ω▲!!!!」

・・・はいはい。

タクミ: 「回△♪※×дゝ〇Э£¥■◇!!」

・・・はいはい。



すったもんだ〜ああだこうだ〜〜で、結局?何?

「昔みたいに仲良くしたい・・・・・」






   ・・・・・・・・・・・・・・・



       ・・・・・・・・・・・








   なぁ〜〜んじゃそら!!!!!(怒)(怒)(怒)









もう、突っ込む気力もあらしまへんわ。勝手にしておくんなはれ。帰らしてもらいますわ(どこに?)

「あたしはタクミの為に歌ってるわけじゃないんだから!!!」
これにはタクミさんもこたえたようです。今までもレイラが発した言葉に結構タクミって何気〜にダメージ(?)受けたりしてるよね。いつもそれをレイラは言った後に気付く。。。こんなのがいつまで続くのやら。まあでもひとまず「愛人問題」はこれで終わりですかね。ひと段落したようですかね。どうやら彼らにはまぁ〜〜だまだ、たぁ〜くさん時間が必要のようですな・・・
これまた、気長に待つとしますかのう、じいさんや・・・(もうええって)

いつの間にか起きてトイレに入るレン。おいおい、また吸おうとしてるのかよ(汗) それをとっさに察知してレイラがやめて!と叫ぶ。そーーだよレン、もうやめてくれ!「何があってもそばにいてあげるから!一緒にがんばろーよ!」と言ってくれてるんだから!!そこで止めるんだ!・・・なのに・・・あ〜あ、吸っちゃったよ(泣)・・・・

でもナナは・・・
おれがおまえを抱いて眠るより・・・
おまえの子守歌で眠る方が・・・
嫌がるかな・・・

根本的にどっちも嫌がるけど(汗)・・
以前、ナナのモノローグに

 女としてよりボーカリストとして
 レンの心を奪うレイラが
 うらやましかったからで


ってのがあった。ブラストを抜けて上京したのも、今現在トラネスを続けているというのも、すべてナナにとってはそういうこと。でもレンがトラネスを抜けることを望んでるわけではない。相手の大事にしているものを自分も大事に思ってあげられない。結局、いまだにレンとナナはそこが全然進んでないんだよね。レンもわかってはいながらも、どうすることもできない。タクミにトラネス抜ける、って言った理由にはそこも多少、あったんじゃないかな。『多少』ね。まったくなかったわけではないから、「でもナナが・・・」の続きはその辺もあるんじゃないかな。
まあ、2人のこの課題はそもそも「NANA」の始まりからずっと続いてるので、これらが解決する時は「NANA」も終了の時なんだろなー。。。まさか、解決しないままレン死亡?!んぎゃーー!!!(泣)!!

そして朝。
ってか、まだ一日しか経ってないんかい!!(汗) まあ、ええか。とにもかくにも、明日にはナナの誕生日なわけだ。もう逃げられない&じらせないぞ矢沢さん!(笑) 待っとりやす。

「大阪行ってきてもいい?」という奈々に「ダーーメッ」とタクミ。激しくショックを受け、「じゃーー悲しいけど別れる・・・・」(あなただけを愛してたわ・・・) そしてその手にはアヒルの「ポチ」が!!マジウケるんですけど!チョーーうけるんですけど!(笑) 私の中で久々の大ヒット♪ (ほんとは行かせたくないんだけど)分かったよ!行けよ!というタクミもいいね。でも奈々にとってはきっと本気でそれくらいの勢いなんだろうな。それもまた面白い。
「レンも誘ってやれ」ということで、早速電話。「タクミなんて何しでかしても図々しく今もあたしの目の前にいるよ?」ってこのセリフも最高だね。電話の向こうでなに痴話ゲンカしてんだか(笑) マザコンにシスコンか。面白い。根本的にそうなのかも。そして奈々の「そーなの?」に「・・・何が?」ってのも大好き!!

車の運転しながら何気に電話を聞いていた木下。
「本城さん ナナさん今どこなんですか?」
「大阪?」
「了解!」
うおおお!!行けぇぇーー木下あぁ〜〜〜!!      ・・・気をつけてね。。。


レン&レイラ
タクミ&レイラはもういいっす。

ってことで、レン&レイラを考えてみました。私、この2人の関係はキライじゃないんだよな。ってか、すごくいいと思ってるんだよね。。。前々から。

私は「男女の友情は成立派」です。迷うことなく。なので、とてもうらやましいくらい。男女の間に恋愛感情しかないんじゃあ、つまらんやん。愛に近い友情があってもいいと思う。彼らはまさにその状態だと思う。

確かに、昔はレンには恋愛感情があったかもしれない。でもそれはナナに出会う前のこと。今はナナ以外は考えられない。でも、「昔好きだった」ってのは、今友達として付き合ってても、自分の中に残るんだよね。だから「特別な存在」ってのにはなると思うんだけど。でもこれはタクミのレイラに対するものとはまた違う。

レンがレイラを抱きしめたり、行きすぎな行動があって、そん時はさすがにちょっと危ないとは思ったけど、でもそれはやっぱり根底には「一線は越えない」という、お互いの信頼感がある。だからこそ、夜遅くに部屋に2人キリで酒飲んだりグチったりできるんだよ。その「信頼感」ってのは絶大だと思うな。うらやましい。
これにはお互い、「好きな相手が別にいる」ってのも大きなポイント。それは安心できる一つの要素。そうじゃないとなかなかこういう関係は難しいかも。

今回のトイレでのドアを挟んだ会話。
「帰れよ・・・マジ犯すぞ・・・」って決して本気ではない。軽く脅す程度の発言。そして「それで気が紛れるならそーすればいーよ!」ってレイラもほんとにレンがそうするとは思ってない(と、私の解釈)。それくらい、レンのことが心配なの!レンのことを思ってるの!ってことを伝えたくてわかって欲しいわけで。

「何があってもそばにいてあげるから 一緒にがんばろーよ」とまで言ってくれているのに、でもそこでレンは迷いながらも薬を吸ってしまう。その脳裏にあったのは奈々の

「レンは何があってもナナより好きな人ができたりはしないよね?」

というセリフ。

タクミに話した時、「でももう自力で抜く自信ねえし・・・」と言ってる。自力で抜けないんだったら、今レイラがそこまで言ってくれてるんだから、その思いを受け入れる事だって出来たはず。(単に男としてのプライド?!) でもそうじゃなく、そこで止めずにまた吸った。その時点でやっぱりナナを選んでるんだよねーー。
苦しい時にそばにいて欲しい人間はレイラではなく、ナナということ。そして同時に、そこでレイラを受け入れることができれば楽なんだけど、苦労しないのに、=ナナしかいない、ってことだよなあ・・・くあーーーっっ!!(泣)
薬のことはナナに知られたくないと思ってると思うんだけど、でもどっかで打ち明けたい気持ちもあるかもしれない。そしてこの苦しみから救って欲しい、と思ってるのかもしれない。そんな描写はどこにもないので何の根拠もないけど、あの迷いながら吸っちゃうシーンで何となくそんな気がした。

人間、例え恋人や夫婦であっても、自分にとって100%満たされる相手かというと決してそうではないと思うんだよね。例えばダンナに足りないものが他の男友達にあったりするだろうし、ダンナと分かり合えない話がわかる男友達もいるだろう。そして、ダンナには見せられない自分の一面を、他の友達には見せられるとかもあるだろう。そういう部分があっても全然いいと思う。ってか、別に普通じゃないかな??だからってそこで気持ちがダンナから離れるわけではないんだから、何の問題もない。(気持ちが離れたらそれは別問題。) それが悪いわけでもなんでもないし、後ろめたさを感じる必要もない。でもそれは自分の中で留めておくべきだけどね。決してそれを当の相手に話すことではない。ここは重要。

うーーん、うまく表現するのは難しいな。言いたい事がちゃんと伝わってるだろうか・・・(汗)

なので、レンがナナよりもレイラの歌声に癒されるのも、人間なら自然なことなんじゃないのかなって思う。ナナもそうでしょ。レンにないヤスの魅力に癒されたりしてるし。
でも「レイラの子守歌」ってのは難しいね。ナナが嫌がるってのをレンがわかってるだけに。。。
う〜〜何だかうまくまとまらない(泣)・・・支離滅裂かな。スンマセン・・・

大阪に行こうと誘う奈々に、

「でもおれはもう自分の気持ちを強引に押し付けたくねえんだよ」

これはレンが上京して初めてナナと再会した時のことを言ってんだろう。13話ですな。
そしてコミック15巻、57話。婚姻届の穴埋めをしていた時。

   「でもナナは おれとはそもそもヨリを戻すつもりもなかったし
   おれが強引に戻しても 今は意地があるから一緒には暮らせないって 言ってたよな
   なのにおれは おまえの気持ちも考えずに つーかあえて考えないようにして
   自分の欲求だけで おまえの意志をねじ伏せて来たんだ 
   でもこれからはちゃんと考えるよ」

こん時のことをちゃんと実行してんだね。そして同じ事を繰り返したくない。今回はナナに自分の意志で戻ってきて欲しい。その一心なんでしょう。
はーーーー!!!うまく行かないなあもう!!(泣) とにかく、次号を楽しみに待つことにしよう。。。


モノローグ
  ねえ ハチ
  寝ても覚めても今も迷ってるの
  レンのそばに行きたくて

・・・これって、要するに天国のレンに会いたいってこと・・・???(泣)!!!

出張中に夢で見たレン上京時の昔話。あの時は

寝ても覚めても迷っていた
レンのそばにいるべきかどうか

だった。
それが今や(未来)、そばに行きたいという気持ちに迷いはない。迷ってるのは「この世」か「あの世」か、ってこと・・・??!


あああ、悲しすぎる!!!
まだ、この時点でナナに生きる希望は見出せてないってことやん!!
奈々に救われた命を簡単に捨てられない。
でもレンに会いたくて仕方がない。
海があればいつでも死ぬことはできる。

ずーーーとその思いと闘ってんだ・・・
けど今度の自分の誕生日には自分にプレゼントをしようと思ってるんだよね。
頑張ってえええーーーナナーーー!!!(泣)