クッキー最新号「NANA」の感想などなど・・・第６８話

感想

シンってば、ほんとに藤本っちゃん（『千景』とはまだ自分の中で呼べない・・・汗）とメールしてたなんて、先月号に引き続きこれまた驚きなんですけど？！クララと大阪から新幹線でツアー会場に向かうんだ。。。そしてその車内の電光掲示板（？）で「大麻使用所持で事情聴取」という文字が・・・世間の反応がまだ何も出てないのでこの時点ではわからないねえ。

・・・ってか、マリファナ？！シン、いつの間に？？しかも何で凌子さんの部屋で？？んでもって美雨、いつの間にタクミ邸に？！！んでんで何でそんなに詳しいの？？と一気にツッコミどころ満載なんですけど・・・けどほんとにいきなり警察が来るってのもおかしな話よね。マジで誰かのタレ込みだとしたら、それってシンの兄ちゃんしかいないんじゃないの？先月号、「親父が図書室にしちゃったから」の後の2人の様子、描かれてないもんね。その後に何かあって、兄ちゃんが何か通報してやる？した方が？みたいなこと、思ったとか？いや、あくまで想像だけど。

シンの処分自体はそんなに重くなさそうだけど、芸能人ともなるとやっぱ難しいよね。ツアーに今後の復帰、そう簡単にはいかないよな。
「シンちゃんに会いに行く！」と意気込む奈々だけど、あっさり美雨にムリだよと言われてしまう。ほんと美雨って詳しいなあ（汗）・・・悲しみ嘆く奈々にさりげなくタクミが手を添えるところが何気にツボ！！さすがに警察沙汰になっちゃあ、タクミも何もできないって感じ。ま、事務所も別だしね。。。

「代わりのベース」かあ。なるほどね。
「レンに弾いてもらえば？」の百合の発言はなかなか名案だと思った。友情出演・サプライズ・盛り上がる・話題になる、そりゃ確かにそーだよな。正直、「それ、見たいかも」って思っちゃった（汗）　まあでも冷静に考えて、それは不可能よね。けどそれにナナがのっちゃった・・・即行でレンに電話だよ。ノブもそりゃ「プライドはどーした？！」って言うわさ。
プライドなんかとっくに捨てた。この世界で成功するならなんだってやってやる。今日だけでもいいから頼むよ、とレンに訴える。しかしその時すでに「全公演中止」が会議で決定された・・・

ナナが一人で抵抗しても、何とかしようとしても、結局「ビジネス」なんだということが思い知らされるよね。
レンは協力できないと言う。真面目に乗り気にならない、お前もおとなしく自重した方がいい、と冷静。。。

　　　　　　・・・・・・・・・・・レイラの部屋でね！！！！（汗）

ツアーをダメにするメンバーなんかメンバーじゃない、と怒りを隠せないナナ。そんなナナに厳しいセリフを投げたレン。
「調子がいい時は仲間で都合が悪くなったら他人かよ　　そんなヤツの後ろでベース弾きたくねえ」
うーーん、厳しいねえ（泣）　レンとナナの考え方の違いが浮き彫りに・・・
そして放心したように外に出て行く・・・

会議からの帰りの車、ヤス・川野さん・銀ちゃん・舞の４ショット。ヤスの一言一言に青ざめる３人が笑える。いや、笑うとこじゃないんだけど。

それ位感じてくれなきゃ困るよ　あいつのせいなのは事実なんだ

それ位言ってやった方がいいよ　真面目に働く気にもなるだろ

いやいやヤスさん、いつもにもなく厳しいですなあ（汗）　どーしたんでしょ？そりゃ３人とも青ざめるわ。

責任を感じるって言うのは　自分の存在を自覚する事でもあるんだよ

それでも　自分の代わりが他にいるなんて思わせるよりは　ずっとマシだよ

・・・・・ぬおおおおお！！！！か、か、か、かかか、かっこええ＝＝＝＝＝＝！！

最近タクミの出番あんましないからもう思わず浮気しそうですわよ奥さん！
ヤスはシンの生い立ちやなんかも知ってるわけで、それを踏まえての発言、なんて大人なんでしょ！♪♪過去のシンのセリフにあったよね。「産まなきゃよかったんだ」　親の愛情を知らないシンが、自分の存在を否定した言葉。
自分と言う人間がここにいる。自分の代わりはいないんだ、自分は一人じゃない、必要としてくれる人間がいる、いなくてもいい人間なんていない、ってことをシンにわからせたい一心なんだろう。確かに、今シンに必要なのはまさにその部分だと思うし。ブラストよりもシン個人を大事に考えてる。ナナとレンのやりとりなんて知る由もなく。。。何て的を得た発言。もう、
ヤス、ステキすぎ！！犯罪！！

所変わって週刊サーチの編集部。あたしゃ未だにこの工藤が何を考えてるのかさっぱりわかりまへん。何度か言ったかもしれないけど。何でそんなにブラストをデビューさせたかったの？活動までヤバくなるようなヘマしてどーすんだって、何でそんなに心配（？）してんの？おもしろおかしくシンの記事を出すのかと思いきや、フォローの記事を書こうとしてるし、何なんだこのおっさんは？？倉田といい、三宅といい、奴らは「にっくきサーチ」なんだけどね。さりげなく「美鈴の消息がまだわからない」ってのがわかったけど、この場は軽くスルーだね（汗）

タクミ邸から帰る美雨。外は雨。奈々と美雨、この２ショット、なかなかいいよね♪なんか好きだわ。この時点で、奈々はナナよりシンの方が心配なんだよねえ。「ナナみたいに強くなれるように」って、でもってそれに対して「違うよ、」とでも言いたげな美雨。「強いナナだけど、さすがに心配」ってなって、美雨に言われて会いに行くことになったけど、そうじゃなかったら行かなかったかもね？？・・・
そしてタクミが運転手に（笑）　もう、今回のタクミってば青ざめてるか引きつってるかどっちかだよな。このまま「３路線」（三枚目路線？）は止めてよ、って感じよね（汗）　美雨の「詩音て女知ってる？」　にタクミらしくもなくチョー驚き＆焦ってるし。ポーカーフェイスは得意なんじゃないのか？「誰なのよ浮気者～～！！」と助手席で首を絞める奈々、まあここはコントということにしときましょう。けどタクミ＆奈々のやり取りが見れて嬉しいっす。

ヤスが寮に戻ると廊下でうずくまっているナナがいた。泣きすがるナナを引きはがし（？）「社長がお呼びだ」と事務所へ。ナント、四海は「ソロになれ」ってさ！これまたびっくりだね。ナナはどーすんだろう？これってでももしかして舞が社長に提案したか何かなのかな？「今すぐお返事する必要はないですよ」って表情がど～も気になるよね。。。

美雨の部屋でナナを待つ奈々。たぶん、このまままともに会えないんじゃないかな？「雨」もついに降ってきたし。この日のうちに「事件」が起きる？！かも？！いやでもこのペースじゃ、まだもうちょい先かもな。肝心のシンの様子もさっぱりだし。

レンとナナ

メンバーに対する考え方、そしてバンドのいちメンバーとしての考え方がまるで違う２人。このすれ違いから出たレンのセリフが私には結構衝撃でした。

ナナにしてみたら、長年思い描いていたことが、ようやく今現実になろうとしていたまさにその時になっての「ツアー中止」。そりゃやりたくて歌いたくてしょうがないだろう。この際ベースは誰でもいい、と考えるのも無理もないかもしれない。
けど、レンの考えも確かに理解できる。「バンドは連帯責任」「運命共同体」ってのをレンは身を持ってわかってるから、「おまえもおとなしく自重した方が」って言ったんだけど、「他人だ」というナナ。自分の考えがまるで伝わらないレン。だからって「そんなやつの後ろでベース弾きたくねえ」はキツイよな（汗）

　　　　　しかも隣にレイラがいてさ！！！！（怒）

それはナナにとっては「見放された」と同等レベルの発言だよ。「ブラストを捨てて上京したレン」　その思いが未だに捨て切れていないナナ、早速もう「レンの所には帰れない」ってなっちゃったやん（泣）！！・・・やっぱりぶつかっていけないんだ。。。ほんとに弱いなあ～～（泣）　そして行き場を失った、と呆然とする。

「ソロになれ」と言われた時も、他のメンバーの心配じゃなく、歌いたいけど一人じゃ不安で心細い、と思ってたんだろうね。だったらもっとメンバーの大事さをわかってもいいんだろうけど、それはきっとまだ後のことなんだろうな。ずーーとずーーーーーと夢に向かってひたすら突き進んできて、それが目の前で崩れるのはそりゃイヤだよ。ついつい自分のことしか考えられなくなっちゃうのもしょうがない。早く目を覚まして、って思うけど、きっとこのまま何もかもがおかしくなっちゃって「自殺未遂」になるのかも。理由はもちろん、これだけじゃないだろうから・・・

今回のレンとナナは、「わかるけど、でも」ってところがどっちにもありましたね。