Cookie #62
   Cookie 11月号  2006年9月26日発売  第62話
待ちに待った連載再開!!コミックの発売は嬉しいけど、クッキー休載はつらいねえ。ま、しょうがないけど。
今月はクリアファイルがおまけについてました。以前のハチファイルとお揃いやね♪♪表紙もナナやし、巻頭カラーやし、ルンルン♪


感想
カラーの扉絵・・・・・

毎年クリスマスが近づくと  誰もいない707号室のテーブルに  あたしは小さなツリーを飾る

・・・・・・・これってモノローグ???かな??・・・・・・・でもってまた奈々視点に戻った?!
んでもって何?また「新章突入」なの?!?!

頭が「?????」のまま次をめくると・・・
707号室のテーブルに腰掛ける男。こらこら、そんな座り方しちゃイケマセン(汗) けど誰これ?!何か「台本」読んでるし。奈々がマンションにやってきた。郵便受けをチェック?!奈々を出迎える謎の男・・・驚いた奈々が声をあげる・・「シンちゃん」!!・・・・・・・・・うおおお!ほんまや!!シンちゃんや!!うわ〜〜オトナじゃーーーん!かっこいい〜〜〜♪☆
ここらでようやくこれがまた未来であることに気付いた(汗)・・・遅い?!奈々、髪長いしな。冒頭のモノローグ(?)でも察しようと思えばできたんだろうけど、相変わらず鈍い私はまるで気付かず・・(汗)

とりあえず、この未来シーンはまた後ほどにします。。。

お好み焼き「うえはら」に戻ってきたのね、奈々。てゆーか、店に入っちゃってるし(汗) 「いったい何をどうすれば」じゃないよほんと、どーするんだよ(汗) とりあえず注文したみたいだけど、ここのおじさん、ほんとかっこいいな。そしてこんな気さくなおっちゃんは好きだわ☆「すぐ作るからテレビでも見とき」って、家か!(笑) んで付けるとナナが出てるクイズ番組やん!
「醜いアヒルの子は」「あたしの子☆」って、ナナ最高!!それをはりきってボタン押してる姿(ちっちゃいけど)も最高ね。
細かいとこまで行き届いてるわ〜(笑)
奈々、店に駆け込んで来た美里とついにご対面!名前を聞いてチョーびっくり!そして舞のことを考えた。舞がすべてを知ってるかも、と悟った。そして「妹気分でその名前を名乗った そう考える方がずっと自然だ」・・・
うーーん、ほんと、どうなんでしょね。舞がどういうつもりで名乗ったのかはまるで予想できないけど、実際知ってる、ってのは今のところ明らかだしなあ。

このまま帰るわけにもいかない、ってことで、ついに美鈴に声をかける。なるほど、ここで美鈴がサーチを読んでたことが生かされるわけだ。それでもやっぱり断固として知らないと言い張る美鈴。そりゃ、子供一人手離したからには、そう簡単に認めて話すわけがないわな。工藤のセリフじゃないけどさ(汗)

で、結局そのまま東京へ戻るんだ。ヤスに電話しようとしていた時に「お疲れさま」・・倉田が声をかける。いやほんと、真面目にこわいよ。ストーカーと一緒やん(汗) シンとレイラ(じゃないけど)の写真見せて脅かすわ、レンとレイラの写真のこともバラすわ、何なのこいつ!!(怒) かなりムカツクんですけど!!!(怒) 

シンとレイラ(じゃないけど)の写真をすっかり信じてしまった奈々、そりゃそうだよな。これを隠す代わりに、美鈴の記事を邪魔するな、と言われ、それを承諾してしまった。。。結局、ヤスには言わなかったのか?!?!どっひゃーーーー(泣)

だけどナナは強くてまっすぐだから   きっと大丈夫

それがそもそもの間違いだった、と後でものすんごく後悔するんだろうな、きっと。そんなモノローグが今までも多いもんね。

奈々が倉田とやり取りしてるその頃、ロンドンのトラネスメンバーはクリスマスで大はしゃぎ。ナオキ・・・どこ???・・・(汗) ひゃ〜〜〜タクミーーー☆久しぶり〜〜元気ぃ〜〜?!♪♪・・・めちゃめちゃ寝起きやし(笑) レンとレイラはほんとにいい「コンビ」ね。タクミの「仲良しだねーーおまえら」の一言が何だか笑えました。イギリスのクラッカーってあんなんなんや?!初めて知った!!ってか、おもしろそーーー!!無邪気に喜ぶレイラを見て、タクミはほんとに優しい表情ね。これにはいろんな感情が含まれてるんだろうな。シンと自分から別れたレイラ、そりゃ平気なわけがないけど、それでも頑張ってる、乗り越えようとしてる、明るく振舞ってる姿は安心というのか、子供を見守るような親の感情とでも言うのか、そんな感じかなーーなんて思ってみたり。

いや、それにしてもさ、シンと凌子さんの写真が何でいつの間にサーチに撮られてんの?!「デビュー前に会ってた大勢の女」って・・・・・まさか、「お金で寝てた」なんてこと、バレやしないよね?!(汗) けど謎なのは、デビュー前の売れるか売れないかわからないバンドのあくまで1メンバーを、わざわざ付け狙ったりするもんなのかな。タクミですら、「おれ付け狙うほど芸能記者もヒマじゃねぇよ 顔知れてないし」って言ってたのにさ。そこは深く考えないところか?!

「そろそろなんかおもしれえ事やらかしてくんねえかなあ」ってセリフと超リアルタイムで凌子さんと会ってんじゃんよ(汗)!!見つかったらチョーーやばいじゃんよ!! そして凌子さん、「お帰り」って何?!意味はない?んなこたないよなあ??
この時のシンの目が気になるわ〜〜・・・悲しそうな、申し訳なさそうな、そんな感じ?!一体何しに行ったのかな。まさか、レイラと別れて寂しいから、とか言わないでよ(泣) 

ブラストのツアーはいつなのかしら。アルバムの発売が1月だから、その後くらいかな?奈々がずっと一緒にいるんだ。嬉しそうなナナの表情がこれまたツボなんだけど、けどそれはきっと叶わないままなんじゃないかな(泣)・・・


未来のシーン
確実に、今読んでる物語と、この未来シーンの時間差が縮まってるよね。そしてモノローグの時間差も。ずっと過去から語っていたけど、もうそんな感じもしない。

これってクリスマス、ってことは、16巻のラストの書き下ろしの一場面、ロンドンのバー(?)のクリスマス場面と同じ時期だよね。そして今回の62話もクリスマスイブ、その何年後かになるわけだ。

シンは役者をやってるんだなあ。ロケ先って、どこなのかね。ってか、背伸びてるやん!奈々よりだいぶ高くなっちゃって、大人になったのねえ〜〜♪♪

「家に電話したらここに寄るって聞いて」・・・・・・誰に?!タクミ?皐ちゃん?!
「仕事中は電源切ってるから」・・・・・奈々、仕事してるんだ!?ちゃんと働いてるのか?(笑) そーなんだあ〜・・・

奈々はずっと707号室を行き来してるんだね。てゆーか、シンはどーやって707号室に入ったの?!鍵は?!今気付いたよ(汗)!! けどほんと、シンは何しにきたのかな。「ママに会いたくて」って言ってるけど、ほんとにそれだけだろうか。
ちょっと思ったのは、この62話のクリスマスで、奈々がサーチの言うことを呑んでしまい、そしてナナの記事が出た。それをものすご〜〜く後悔して、責任感じて、そしてそれは僕のせいでもある、とシンは思ったのかもしれない。あの時奈々は、「ナナは強いから大丈夫」と思っていた。あたしはやっぱりシンちゃんが心配なの、という思いをすべてシンは後で知った。自分を心配してくれた奈々が、奈々自身を責めて、そしてナナを待っている。そんな奈々を、やっぱりシンは気にしてるんじゃないかな。あくまで勝手な想像だけども。だからクリスマスのこの時期に、奈々に会いに行ったのかも。。。

気になる郵便物が届けられていた。切手も消印もない、誰かが直接入れたらしきもの。真面目な顔で「時期的にサンタさんかもしれないし」と言う奈々をあきれ顔で見るシンが最高です(笑)
「ナナはきっとどこかで生きている」・・・・長い間、そう信じて願って、待ってるんだろうな。そして届いたものは・・・・・・
ロンドンのバーで歌うナナの写真!!!
何のあてもなく、ただそうであって欲しいと思って願っていたナナの生。それが今ようやく証明され、奈々が知った!!!
どれだけ嬉しかったろう、どれだけ会いたいだろう、奈々の涙を見てそれを思うとじわーーーっときたよ(泣)
その写真に同封されていたカセットテープ。・・・・・・・・・・・カセット?!?!・・・・・・・・・・・・・・ちょーーアナログやな!!
それって、ナナの歌??だとしたらかなりご丁寧だな。写真だけでも歌ってるってわかるのに、さらにその歌まで同封してくれるなんて、エライ親切ね、倉田。・・・・・え?倉田?!(笑) いや、そうでしょう?倉田以外ありえないと思うんだけど。

けど、何でわざわざ707号室に届けたのかな。届けた行為自体を考えると、やはり倉田は自分のしたことを悔いてるんだろうな。だから「ナナはもう死んだんだ」って編集社に報告してる。そしてこの写真はきっと奈々にだけ渡してるんだよ。「ナナはちゃんと生きてるよ、ちゃんと歌ってるよ。」っていうメッセージを、ナナと奈々の原点である707号室に届けたんじゃないかな。奈々への謝罪の気持ちも込めて。だから場所もわかる店の看板の写真も一緒にね♪住所とか、そんな具体的なモンじゃないんだよ。それが倉田の精一杯だったのかもしれないし。てゆーか、そうであって欲しいという勝手な妄想。。。
・・・・・・・・・って、別に倉田の心理なんか考えたくないんだけど(笑)

奈々はロンドンまで会いに行くのかな。いや、行って欲しい。そしてちゃんと再会して欲しい!!うーん、どうだろうね。。。