Cookie #58
   Cookie 6月号  2006年4月26日発売  第58話
やっっっっっと本編再開だよ〜〜〜〜長かったあああ〜〜〜〜!!!(泣)(泣)(泣)
3ヶ月だよ3ヶ月。3ヶ月といったらあなた、1年の4分の1だよ!!雪の降る寒〜い冬から、桜の咲く(もう葉っぱやけど・汗)ぽかぽか陽気の春まで!季節は移り変わったんだよ!!その間、読めなかったんだよ!それがどういうことかおわかりかい?!・・・・って、誰に訴えてんだ(汗)。
楽しみに待つのも疲れるほどの長さを耐え抜き(?!)、そしてようやくこの日がやってきました。待っただけのことはありましたね!!もう最高です!
感動と興奮で自分を落ち着けるのに大変でした(笑) では、感想をば。。。


感想
What can I get ya? (なにしましょう?)・・・・・・・・い、い、イエイゴ?!外国やん!これ、誰?!あ、女の人がいる。
歌手だね。・・・・・・!?!?!!

       な、な、なな、ナ、・・・・・・・・ナナ?!?!?!

間違いないよ。腕のタトゥーにダイヤの指輪。髪長〜〜〜〜い!!ヅラ?!地毛?!キンパツ〜〜?!?!
んなこた二の次だな(汗) これって明らかに未来のシーン。ナナ、生きててよかったあーーーー(>_<) でもって歌ってるし〜〜〜(>_<) ここはちょっと後で語ります。

モノローグがナナ視点になりましたね!!どこかわからない場所の花火のシーンから急に現在のブラストが!テレビの収録か。アルバムの売れ行きも順調だけど、それでのんびりはしていられないんだよね。次を書かなきゃいけないし。次も売れなきゃいけない。こういうミュージシャンとしてのプレッシャーとか葛藤って想像できないけど、きっとつらいんだろうなあ。ブラストの曲は全部ノブが手がけてるのかな。一人で書くのってつらそう!!(泣) 「覚悟決めてプロになったんだろ。書け」ヤスの言葉にノブ、複雑な表情。大丈夫かなあ。押しつぶされなけりゃいいんだけど・・・。

淳子のバイトの店でお買い物の奈々。何?何かいいことあったの?・・・「どーぞどーぞいくらでも」・・・タクミーーーー!!「なんだ 安いね」って、¥129,150!!さすが、芸能人の金銭感覚ってやつですかい(汗) いいなあ♪奈々。私もあんな風に「どーぞいくらでも」なあ〜〜んて言われてみたいっ(叶わぬ夢) 喜ぶ奈々をよそに、タクミに「ちゃんと厳しくしつけてよ」とささやく淳子。なんとまあ、その淳子に優しく微笑むタクミの表情ったら!!(嫉妬) そんなタクミが淳子の目には
キラキラに映ってるのね(笑) 淳子の奈々に対する愛情をタクミも感じてたんだなあ。そっかあ♪奈々の誕生日のくり上げ祝いか!!いやいや、ちゃんとお祝いしてくれてるじゃん!!嬉しいわ〜〜(泣) 当日は無理でもねえ、こうして前祝いしてくれたらそれでOKよね〜・・・って奈々本人じゃないけどさ(笑)
「次はどこへ行きますか?奥様(はあと)」って!!まさにラブラブデートやん!フツーに街歩いてるし!入籍もしたし、念願叶って堂々と出歩いてる!いいねえ!くう〜っ(>_<) 「タク妻!」はなかなかツボです。ところでついに発覚したタクミの誕生日!!来月ってことは、12月なんだ!何日かなあ〜。「今度はあたしがタクミにプレゼントを買うの♪」って、これは果たして行ったのかな?自分の誕生日のプレゼントを「何か意味あんの、それ」って言うタクミ。自分のことよりも、奈々のお祝いは奈々の好きなようにさせてあげたい、そっちの方が重要、ってのがすごくよくわかったなあ。「あたしが見立てる所に意味があるのよ」って奈々もいいこと言うわ♪さすがにタクミも嬉しそうだったし(*^^*)あきゃ♪
夜は夜景のキレイなレストランで食事。ちゃんと予約とかしてたんだろうなあ(勝手な妄想)。そう思ったらますます嬉しい。タクミ、薬指に指輪してるし!!!!嬉しいわもう感動だわ。つい長々と語ってしまいました(汗)

ナナ・・・・・・超不安定だな(汗) すっごいイライラしてんのは何で?自分ではちゃんとわかってんのね。でもどうしたらいいのかわからない。自分はどうすれば満足なのか?そんなもやもやを吹き飛ばしたいのか、カラオケへ行こう!と言い出した。テレビの収録だけじゃ歌い足りねえ。とにかく歌いてぇんだよ!とイライラを吐き出す。思いっきり歌えばそれでスッキリするから・・・・・・・・で、『天城越え』か!!めっちゃめちゃ気合い入ってるし!(笑) 「じゃーレンも誘ってみんなで行きましょう!(舞)」 ってことで、レンは「アニメソング」。ウケるわ〜♪・・・ちょっと百合!!アンタなに乳の間に携帯はさんでんのよ!(自分にはできないひがみ) 「初めまして 篠田美雨です」って、今になって美雨の本名発覚!そーなのかあ〜。。。
「ヤスの女だよ」とナナ、いつの間に知ったの?でもって冷静だね(そう見えるだけ・汗) 「おれ便所行ってくる。銀平が歌ってるスキに」「なんですって?聴いてよダーリン」 このカラオケシーン、突っ込みどころ満載すぎ!!(笑)

ヤスと美雨のことを知ったレン。さっそくヤスに取り調べ。「レイラのことはもーいいの?」 ・・・へ?レイラ??ヤスじゃないけどびっくり。「ナナはおれがなんとかする。おまえには死んでも渡さねえ」 いやん(*^^*)レンかっこいい〜〜〜♪
「それを聞いて安心したよ」とでも思ってそうなヤスの表情がステキだわ☆♪レンもヤスもレイラのこと心配してるけど、実はレイラの想いは別のところなんだよね〜・・・(汗) 
ずっとシンに電話をかけ、そしてやっとかかってきた☆「シンちゃん!」と喜ぶも、「いいかげんにしてよ!」と拒絶される。。。そりゃでもそうなるわなあ。「会わない方がいい」と言っておきながら、電話とか普通にされたら、レイラはそれでいいかもしれないけど、シンにしてみたらツライだけだよ。会えないのに電話がかかってくるんだよ。変わらず好きなんだよと言われても、
シンにとっては勝手な言い分。わかるよ〜!(泣)どっちの気持ちもわかるから切ない!!レイラは誰にも話すことができないから、よけいに寂しいだろうなあ。こんな時、そばで話を聞いてくれる人だけでもいればまた随分違うだろうに。。。


苛立ちは収まらない 他人(ひと)は自分の思い通りになんかならない
泣いても叫んでもすがりついても    あたし以外の女に曲なんか書かないで  こんなことを言ったところで
レンは結局またあたしを置いて行ってしまうんじゃない

ナナはほんとに寂しくてしょうがないんだろうな。「またあたしを置いて行ってしまう」って、レンが東京に上京する時と同じような思いを感じてるんじゃない??そうじゃないよ、ナナ。ちゃんとレンは帰ってくるよ。
けど、そんなナナをちゃんとレンはわかってるんだねえ〜感動。

おれがトラネスを抜けてロンドンに行かないっつったらそれで満足なの?
ハチ子が子供堕ろしてタクミと別れたらそれで満足なのか?
ヤスが一生一人身でおまえのそばにいてくれたら それで満足なのかよ

まさしくナナの核心を突いたセリフ。ナナは何も言えなかった。
そーだよ・・・それが独りよがりなあたしの望み。でもそーじゃなくて。。。

自分の大切な人が大事に思うものを、自分は大事に思ってあげられない

それが今のナナをすごく苦しめているんですね。レンが大事に思うトラネス。奈々が大事に思うタクミと子供。ヤスが大事に思う美雨。それらがどうしてもおもしろくない。レンに対するそういう思いがやっぱり一番つらくって、こんなんじゃダメだ、って、そしてどんどん自分で追い込んでしまってる。なかなか前向きになれない。最後じゃないのに「終わりだ。今度こそ本当に」なんて(泣) 勝手に決めちゃダメだよ(泣)
いや〜・・・、でもこれって結構重要だよなあ・・・先月号の「NOBU」でも出てきた名言、
  「どんなに惹かれ合っても お互いの大切なものを認め合えない相手とは上手くやれない
これと同じだよ(汗) レンとナナがそうなるのは嫌だなあ〜〜〜(泣) でもさ、その「相手の大事なもの」をだよ、認める努力ができるかできないか、ここでかなり違ってくるよね!!要はそこだよ。レンもナナも、何とか頑張ってそのお互いの大事なものをを認めようとしてる。ナナはかなり難しいみたいだけど、そうしないとほんとにダメだ、ってのはわかってると思う。レンはナナの「歌いたい」って気持ち、ちゃんとわかってると思うし。うんうん、大丈夫だよ。そう信じよう。

「じゃー行って来るから 毎週ジャンプ買っといてね」 ・・・・・・・・最後じゃねぇのかよ ・・・ナナ、鼻タレてるってば!(汗)
「お安いご用だ」 レンも安心して出かけて行ったことでしょう。ちゃんとここで待ってろよ、みたいなメッセージでもあったんでしょうね。そしてこの「わかったよ」というナナの言葉も聞けて、まずは一安心?・・・??かな???・・・それにしても何か危なっかしいわあ(泣) セリフひとつで終わったりなんて、そんなのダメよ〜〜(泣) あうあう
レンの朝食に卵焼きも焼いてあげればよかった、と思ったナナ。ハチの作るダシ巻き卵は旨かったな。今度教えてもらおう。歌いながらでも、レンのためにそれくらいはできる。美味しい卵焼きくらい、レンのために作ってあげよう、そう思ったナナって
すごく健気で可愛いと思った。でもこの表情は悲しいなあ〜・・・(泣)

いよいよトラネス出発の朝(泣)。泣きながら別れを惜しむ奈々。「別に戦争に行くわけじゃねぇんだし 生きて戻って来るよ」って、そりゃそうだよな!!(笑) だけど「幸子にも何か言ってあげて」と永遠の別れのごとく、悲しみに打ちひしがれる奈々が何か面白い。そしたら初めてお腹の子が動いた!!その瞬間に2人が一緒にいれた、ってのに感動しちゃった。ラブラブ絶好調で「行ってきまーす」でしたね。ナナとはほんとに対照的だ・・・(汗)

ハローー!エヴリバディ♪ ひっさびさにナオキ登場やん!!このナオキの手が奈々の手に見えたのは私だけですかね??(汗)・・・あれ、奈々、こんな指輪してたっけ??って本気で考えてしまいました(汗)

ついに行ってしまいました、ロンドン。けど、奈々の誕生祝いが見れてほんとによかった。行ってらっしゃいシーンもちゃんとあったし。いきなりロンドンにいたらどうしようかと思ったよ(汗)。
離れ離れになったレンとナナが気になります。ついに、ここから大きな動きがありそうな気がしますが、はたしてどうでしょうね。。。まずは、クリスマスパーティーってとこかな・・・


未来のシーン
こりゃほんとに超・どビックリですわ。今まで未来シーンといえば奈々だったし、これからも根拠なく奈々関連だろうと思ってた(汗)。まさかナナが出てくるなんて!!ナナ、まるで別人やし。帽子の兄ちゃんは倉田だったのか。そっか、そーいえばそうだな。一瞬章司に見えた私。んなわけないやん(汗)!!

ここは一体どこなんでしょう?そしていつなんでしょう???倉田の言葉「国会議事堂の爆破事件が未遂に終わったことを記念したお祭りだとか」 これってもしかしてすごいヒントなんじゃないか??と思って調べて見ました。これ、もしかして誰でも知ってることなのかな?結構有名っぽい事件のようでしたが・・・私は全く知りませんでしたよ(汗)

... ガイ・フォークス・デイ
起源は、1603年にウェストミンスター宮殿(イギリス・国会議事堂)で起きた
『火薬陰謀事件』からきている。
1603年11月5日。カトリック教徒の一部過激派13人が国会議事堂を爆破させることを計画。しかし内通者による密告文書から、11月5日の未明、国会の地下室に潜んでいたガイ・フォークスが逮捕され、爆破計画は未遂に終わった。当初は完全黙秘を通していたフォークスだったが、凄まじい拷問を受け、全容を白状し、そして計画を企てた者は、全て公開処刑されたという。

以来、この日を記念して、各地で花火大会やかがり火がたかれるのだそうな。

簡単にまとめてるので、詳しく知りたい方は検索してみてください。結構面白かったです。

・・・ガイ・フォークス???どっかで聞いた言葉・・・??あ、ここだ!トラネスがロンドンに発つ時、レイラが言ったセリフ。「あと一ヶ月早かったら今年もハロウィンとガイ・フォークスで盛り上がれたのにね」 ・・・ガイ・フォークスってなんじゃ?って読んだ瞬間は思ったんだけど、これを知って納得でした。しかし、「今年」って言ってるってことは、去年はその時期にロンドンにいたってこと?!?!ナオキも「第二の祖国だよ」とか言ってるし、きっとしょっちゅう行ってるんだなあ。。。

そうそう、話を戻して、このガイ・フォークスの花火ってのは、10月末〜11月始めの数日間に打ち上げられるんだって。ってことは、未来のこのシーン、ナナはロンドンにいて、そしてその時期、ってことだよね。これとレイラに「ガイ・フォークス」というセリフを言わせたのは何かの意図があってのことなんだろうか???・・・・うーーーん・・・・謎。
そしてこれはこれまでの奈々や皐が出てきたシーンと、同じ頃なのか、そうでないのか?!それもわからんねえ。まるで予測できないわ〜・・・

ナナ、ダイヤの指輪はしてるけど、結婚指輪はしてないねえ。・・・ってことは??・・・ってことかい?!(汗) なんか、目力がなくなってるというのか、穏やかになってるというのか??それともこれは何か深い悲しみを追っている瞳なのか・・・・・

サーチはずっとナナを探してるんだ。そして倉田は目の前にいるナナをわかっていながら、「もう死んだんですよ」って、「もうこの仕事は受けません」って、これは一体何なんだろう。倉田はナナをもうそっとしておいてあげたいのか。だとしたら、倉田をそう思わせたものって一体何なのか?!

「もう死んだんだ あの海で」 ・・・あの海って、今回のモノローグの「あの海」だよね。そしてコミック14巻の「海が見たい」ってそれと同じ海だよね。レンとナナの原点の、故郷の海?だよね??
「あの海で死んだ」 そういういきさつになる何かがあったんだよ。それって何なの?!んも〜〜〜わからんよ〜〜〜(泣)

季節外れの花火を独り見ていると=多摩川の花火大会を思い出す
飼い慣らしたはずの寂しさが=寂しいのにも慣れたのに
どうしようもなく暴れだすんだよ=みんなとの楽しかった頃を思い出して寂しくてしょうがなくなる
あの海に帰りたい=故郷に帰りたい
そしてみんなに会いたい。

ナナは生きてて、そして歌ってる。それがわかっただけでもほんとによかったと思いたい。15巻の未来シーンで初めてナナ
死亡説を疑ったけど、それが違っててほんとによかった(泣)