NANA COMICS #15
   コミックス15巻 2006年3月20日 第1刷発行
* 第54話 *
レン・レイラの写真の記事を揉み消そうと、成田とタクミがサーチに乗り込む。自分と奈々のことを引き換えに今回の記事は伏せる事に成功。
めでたく入籍できることとなり、奈々と二人で区役所へ届けを出しに行く。

* 第55話 *
タクミと奈々は無事入籍をしたようで、早速記事用の写真撮影。ひたすら悔しがるサーチの面々。巡業を終えてブラストが寮に戻ってきた。彼らを出迎えたのは新しいマネージャー「都築舞」。驚くメンバーたちだが、嬉しさでいっぱい。上原美里と藤本っちゃんが大阪で詩音と接触。レン・ナナのホテルで奈々が入籍の報告をした。

* 第56話 *
ノブ&朝海、ヤス&美雨がそれぞれ思い思いに部屋で共に過ごす。シンはレイラに会いに行くが、そこでレイラから「今は会わないほうがいい」と言われ、「なかったことにした方がいい」とシンは出て行った。乾杯を終え、奈々が帰った後、バスルームでナナが発作を起こす。気になっていた写真のこと、そしてレンへの想いなど、ようやく本音を吐き出したナナ・・・。

* 第57話 *
レン・ナナ、成田に連れられ、新居の下見に。奈々のマンションにシンが訪れ、改めて誕生日のお祝いの食事をふるまう奈々。そこでレイラへの複雑な想いを打ち明けたシン。戸籍謄本を元に、婚姻届の穴埋めをするレンとナナ。タクミと奈々が電話でシンとレイラの話をする。サーチが発売され、報道陣が白金のマンションへ。ラスト数ページで、再び「皐」が登場・・・


感想
なるべくクッキーを更新した後は読まないようにしてたんだけど、初めて読んだ興奮や感動などはやっぱりその時でしか伝えられないですね〜。。。ってことで、コミック派の方々、もしよければ、コミック読んだ後ででもクッキーの各話の感想も合わせて読んでいただけると非常〜〜に嬉しく思いますm(__)m 同じこと書いてたりもしますが・・・(汗)

ようやくブラストが巡業を終え、いろんな人々の関係に大きな変化がありました。
何といってもタクミと奈々の入籍!!これはほんとにもう嬉しい限りです!!もう大興奮でした。54話は、区役所へ入っていくシーンで終わってたので、ほんとにちゃんと入籍したのかどうなのか、って言われてましたが、次の55話でちゃんと「私一ノ瀬奈々になりました」って言ってるし、サーチ用に写真撮影もしてるし、ナナに「あたしタクミと入籍したの」って言ってるので間違いないでしょう♪♪
そしてこれにはタクミが大活躍しました。名演技でレン・レイラの記事を揉み消した。にっくきサーチも超・悔しがっててざまーみろって感じ(笑) けどどうなんでしょう。演技ってバレないようにするべきだったんでしょうかね。私はまあ、うまくいけばそれでいいって感じですが(汗)。サーチがこの先、またどんな形で関わってくるのか非常に気になるところです。

そして気になっていたブラストと舞の再会。案外あっけなくというか、驚きはしたものの、普通にブラストのメンバーは受け入れていたのが気が抜けたというか、そんなもんか、というか。まあ、嬉しがってるのはわかるけど。でも「上原美里」という名前、そして実在する人間だということ、明らかに舞は知っている様子。ブラストが美里と接触したことは舞の計算上にはなかったことなんだろうなあ。

そしてそして大きな変化があったのがヤスと美雨。ついに付き合うことになりましたが、56話でのこの二人の会話はすごく好きだなあ。大人というか、冷静というか、いい感じ。
さらにはシン&レイラ、レン&ナナもかなり動きがありましたよね。細かくはまた下で語ります(笑) こうして一冊でまとめてみるとほんとにみんな何らかの変化があるね。こうでなくっちゃ!!

そうそう、上原美里と藤本っちゃん。詩音と会っていたのは「面接」だったのか!!クリスマスイブに謝恩会のライブが決定し、それに参加できるファンは限られている。厳選されたメンバーの中に入ることができた美里と藤本っちゃんですが、この謝恩会、必ず一波乱ありますよね!!??あいや〜〜〜怖い!!(泣) 
美里とナナの対面。舞がマネージャーについたということがファンの間に知れ渡る。詩音はどう出るか?!舞の謎は明かされるのか?!
まあ、日が経てば確実にやってくることだから、その時を待つしかないか。

そ・し・て・・・・・・・・・
大衝撃です!!!57話ラスト、皐が再び登場!!!!これ、クッキーではなかったシーンなんです。上原美鈴がサーチの記事を読んでるところで終わってたんですよ。今回、15巻発売にあたり、追加されるシーンがある、ということは聞いてたんだけど、まさかこんな内容だなんて、まったく予想してなかったのでめちゃめちゃ驚きでした!!皐ちゃん、可愛いなあ〜〜〜(*^^*)♪♪ これも下で語ります!!


「勝手に」 タクミ&奈々の心理分析
サーチに頭下げた瞬間「どえええ〜〜???」と思いました。私はサーチ同様、すっかりタクミの名演技に騙された人です(泣) 「自分のネタを売った」ということで、いろんな意見があるかもしれないですが、私はタクミはほんとに結婚したかったんだろうなあって思ってます。
タクミにしたら、これはチャンスだった。レン・レイラの写真は揉み消せる、自分は入籍できる、一石二鳥。しかもインタビューでナナと奈々の関係も自らしゃべっている、ということで、奈々のことをおもしろおかしく書かれないように、安全なように向けていることもわかる。

サーチと取り引きして、自宅に戻ったタクミが、思わずソファで眠っている奈々に擦り寄って胸に顔をうずめるところ、あれはかなり好きですね〜。。。嬉しくてしょうがないんだよ。しかもその場ですぐ二人で区役所に向かう。
「サーチにはもう入籍済みだって言っちゃったし」 そう言えば入籍できることは間違いないからねえ。「言ったもん勝ちー♪」→作戦通り〜〜♪ 「このチャンスを逃すとまた何があるかわからないし」→入籍できる絶好のチャンスじゃ〜ん。これを逃す手はないよ♪ 「もうどんでん返しはこりごりだろ?」→そういう自分が一番こりごりだったり(笑)

車内での会話もほんとにいい感じ☆「芸能人」である自分と結婚したがために、「晒しものだよ〜」と言う奈々にほんとにすまないと思ってる。だからこそ、悪いことしてるわけでもないのにコソコソするのはとても嫌だった。例え奈々が入籍にこだわらなくなって悟りを開いても、それでもタクミはちゃんとしたかったんだよね。「これからは二人で外も出歩いてオフの日はおまえの好きな所に行こう」これは奈々のためを思ってると同時に、タクミ自身がそうしたいと思ってるはず。自分の父親に親らしいことをしてもらってないので、同じ思いは自分の子にさせたくはない。「普通の親」「普通の家庭」それをタクミ自身が望んでるんですよね♪♪幸せになってええ〜〜〜(泣)

奈々はこの「どんでん返し」にびっくり戸惑ってましたが、でもそれでも嬉しいことには変わりはない。タクミの話を聞いて
「それでいいんだよ」「明るい家庭を築こうね」うんうん、そうだそうだ、大丈夫だよ!!

二人でホテルのレンの部屋でナナの帰りを待っていたが、仕事が気になるタクミは先に帰る。そこでナナ・シンとはち合せ、シンに「どこ行くのーー?」と言うが、奈々の「あたしに任せて」の言葉がちゃんと頭にあった。私はこれ、「思い出した」わけじゃなくてちゃんと「頭にあった」んだと思ってるんです。だから「どこ行くのー?」は、言いかけてやめたんじゃなくて、シンに釘刺すというか、ちくっと嫌味を言うというか、そんな感覚の言葉だったんじゃないかな。実際、シンも焦った表情してたしね。

その翌日にシンが奈々の手料理をごちそうになりに来たので、その時に何気に切り出した。そこでシンの涙を見た奈々。同じ頃、やけにはりきっているレイラを見たタクミ。奈々に電話して、いろいろ話して、レイラとシンの気持ちを悟ったんですね。二人のことを一生懸命話す奈々と、いろんな事実を改めて知るタクミ。あのタクミの電話の時の最後の表情、ほんとに何なんでしょう。いまだにわからないわ〜〜(泣) でも、トラネスのために、レイラが自分で考えて決断をした、その行動はやはりタクミにとって嬉しいことだったんだろうなあ。何とかするのか、しないのか、うむむむ・・・。

サーチの発売日、殺到する報道陣を掻き分け、淳子が奈々に野菜を届けに来た。サーチの記事に興奮する淳子をよそに、奈々は至ってのん気で堂々としてる。ってことは好き勝手書かれてない、ってことだから、それはそれで安心したわ。
「今まで通り普通に暮らすよ」「悪いことしてるわけじゃないのに何でこっちが逃げ回らなきゃいけないのよ」
・・・・・な、な、奈々・・・・・・ステキ☆☆☆☆ 決して弱気ではなく、とても強気で「負けない」という気持ちがよくわかる。
これもタクミがいてくれるからだよなあ〜〜とほんとに思います。タクミ自身が「悪いことしてるわけじゃないから」と思ってるから、そして好き勝手書かれたくないと思っていたから今の状況がある。そんなタクミと一緒にいれるからこそ、奈々も強くなれるってもんだよね!!!たくましく生きてくれ!!


「勝手に」 ナナ&レンの心理分析
なかなか表に出てこなかったナナの心情がようやく表れてきた気がします。

サーチに送られた写真を見て涙を流したナナだけど、なぐさめるヤスに「てめぇが泣かせたんだろ!」。そして「これ以上あたしの中に入ってこないで」。そう言わなければナナは自分自身では、もうどうすることもできなかったんでしょうね。「じゃあもうおれの前では泣くな」 このヤスの言葉はナナにとっては「もうおれに頼ってくるな」ということだったんでしょう。それはもう今までのようにはいかないということになる。ナナはそれで大丈夫だろうか???・・・・

レンの待つホテルに戻ると奈々が来ていた。いきなり二人きりは不安なのか、シンと一緒に部屋に戻りましたよね。そして表情の見えないサングラス。奈々から入籍の報告を受けた後も、ずっとそれは外さなかった。それが唯一の抵抗だったのでしょうか。
シンが帰って、奈々と3人になり、そこでサーチにバレた、ということを知った。レンのネタがつぶれたから、もうこれはつぶせないんだ、と思った。レンのことがなければバレなかったのに、と思うとさらに腹が立った。奈々はどうなってしまうのか、すごく心配だったけど、「あたしは大丈夫だよ。タクミがついてるし」 とても幸せそうな表情に、ナナには何も言うことがなかった・・・。自分は何もしてやれないのか、それとももうハチにあたしは必要ないのか。口では「ほんと安心したよ」と言ってるものの、ほんとは寂しくて寂しくてしょうがない。

奈々が帰って、レンと二人になったけど、どうしても素直に写真のことを聞くことはできない。会話の様子で記事のことを知っていると気付いたレンはナナに一生懸命問いかけるがナナは無言。
「あたしは大丈夫だよ タクミがついてるし」 奈々にはタクミがいる。「もうおれの前では泣くな」 ヤスに甘えることももうできない。奈々もヤスも自分から遠いところへ行ってしまった。もう手が届かないのだろうか。完全に失ってしまったのだろうか。

レンはあたしが死んだら一緒に死んでくれると言ったのに。。。もうレンしかいなくなってしまったのに、そのレンは・・・・
「雪の中で抱き合ってた!」必死で出した言葉。「おれがおまえ以外の女とヤルわけねぇだろ」写真のことを説明するレンの言葉は耳に入ってない。「もう一人は嫌だよ」って言ったのに、一緒に死んでくれると言ったのに、そのレンはあたしを置いて東京へ行った。歌う喜びをくれたのに、ギターを教えてくれたのに、生きる希望を与えてくれたのに、それなのにあたしではなく、他の女の歌でギターを弾いている。あたしではなく、他の女に曲を書いている。
地元でレンと別れてからの思いが一気に爆発したのでしょう。「あたし以外の女に曲なんか書かないで!!」 とても悲しい叫びですが、でも「やっと言えたね、ナナ!!」って思いました。その一言にとても驚いていた様子のレンでしたが、ちゃんとナナの言葉を聞いてあげて!って思いました。ナナはレンと再会してからも、本音をなかなか話してなかったからね。それがナナの意地とプライドだったのかもしれないけど。でもこれを機に、もっともっと二人でいろんな話をしてほしいです。

翌日。部屋で戸籍を元に、婚姻届の穴埋めをしながらあーでもない、こーでもないといろいろ話す。
何かと難しいことが多くて、めんどくさい!というナナに「じゃーもう出したことにしてやめる?」とレン。その言葉に一瞬にして不安げな表情のナナが印象的です。とっさに「誤解するな」と話すレン。レンはほんとにただナナと一緒にいたいんですね。それがすごくよくわかる。レイラにも「ハゲ退治〜」とか言ってたけど、とにかくナナと一緒にいれる方法を考えていた。それがただ単に入籍だった、ってことで。ひたすらそれを考えていて、ナナ自身の気持ちをあえて考えないようにしていたけど、さすがに「あたし以外の女に曲なんか書かないで」というナナの叫びを聞き流すわけにはいかなかった。「これからはちゃんと考えるよ」と、トラネスを辞めるつもりはないことを話す。「その上でおまえはどうしたいのか、正直に言ってくれ」。ナナは今はまだ自分でもよくわからない、としか言えない。けど、「一緒にいたい」と涙ながらに訴えた。。。いいです。いい感じです。ようやくちゃんと向き合えてきてる。ただ自分の欲求だけだったレン、そして意地やプライドが捨てられないナナ。二人がちゃんと、相手の気持ちも考え、そして心から自分自身の気持ちを話せる時が来ることを願ってます。


「勝手に」 シン&レイラの心理分析
レンとの写真のことで、たくさんの人たちに心配と迷惑をかけた、と心から思ったレイラ。そして、自分たちだけが頑張ってるんじゃない。周りのスタッフも頑張ってる、そんな人たちに支えられているんだ、ということを改めて知った。またこの人たちに、周りの人たちに迷惑はかけられない。裏切るようなことはできない。あたしはあたしの立場をわきまえて、トラネスを守らなければならない。そのためにはどうしたらいいのか、それはシンとはしばらく会わない方がいい、という決断になる。

誕生パーティーでタクミに忠告され、それ以来、何かと考えていたであろうシン。そのパーティーの時は「このまま一緒にいたらレイラさんの為によくないのはわかってるのに 手放せない僕はレイラさんを愛していないってことになるのかな」 これに対してレイラは「あたしを手放すことが愛ならそんなのいらないよ」 だけど、そんな自分だけの気持ちではダメだって思ったんでしょうね。周りのことも考えると、ただそんな自分の欲求だけで行動して、それでまた不祥事にでもなったら、今度こそあたしはあたしを許せない。

そんなレイラの気持ちを聞いたシンは、それに従うしかなかった。抵抗するだけのものが彼にはなかったのだろうか。それが自分自身でもわからないんだろうな、と思う。お金で始まった関係。今はどうであれ、そのことが知られては事実なだけにどうすることもできない。「なかったことにした方がいい」。それはシン自身は望んでなかったことかもしれないけど、レイラのことを、彼女の決断を考えてのことなのかな。それとも精一杯の強がりなのか、はたまた自分に言い聞かせているのか・・・
奈々に「もしかしてレイラさんのこと本気で好きなの?」と聞かれ、いろんなことが頭の中をめぐり、そして涙が・・・
「大人になったら迎えに行くって言えない僕は レイラさんを愛してないってことになるの??・・・」

「よくないとわかってるのに手放せない」 ⇒ 一緒にいたい。
「大人になったら迎えに行くって言えない」 ⇒ 『今』、一緒にいたい。
・・・・・・・・ってことなんじゃないの??
きっとシンはいろんなことを考えすぎてるんだね。そういう立場になっちゃったから、しょうがないと言えばしょうがないんだけど。
彼はたぶん、初めて本気で女の人を愛したんじゃないかな。そしてその自分の気持ちがなかなか整理できない。7歳年上、相手はトラネスのボーカリスト。自分は16歳(世間では19歳、バレたら年齢詐称)しかもお金で始まった関係。様々な負の要素があり、そして周り(タクミ)からもいいように思われてない。なのでそんな単純に自分の気持ちを認めてしまうのが怖いんじゃないでしょうか??認めてしまうとすべてが正当化されるような気がする。それでもいいんだろうか??いや、よくないんじゃないか。彼は必死で戦ってるんでしょうね・・・(泣)

そんなシンの気持ちをレイラは知る由もなく、決して別れるつもりではなかっただろうに、シンは離れていってしまった。。。
恋愛って二人で成り立つもんだからねえ。自分の気持ちだけではどうにもならないことは多々あります。
でもレイラは頑張るしかない。歌うしかない。あたしには歌しかない。これが生きがいだから。
・・・・・・・今はとりあえず、どうにもならない気がしますね。でもいつかきっと、分かり合える時が来ることを願ってます。


ヤス&美雨
ヤスと美雨がちゅーを・・・(照) 前々からいい感じだな〜♪って思ってたけど、ついに!!って感じでちょっとコーフンしてしまいました(笑) しかもヤスってば、ちゃんとサングラス外してるもんだから、もう「うきゃ〜〜☆」って感じですよ。

「これ以上はちょっと。。。まだ心の準備が・・・」という美雨がほんとに可愛い。私としては「これ以上」の続きのシーンが見たかったんですが。・・・あっ!スイマセン(汗)・・・
「ヤスが何であたしを選んだのか、やっと腑に落ちたよ」と美雨は淡々とヤスを分析してます。素晴らしい!さすがのヤスもたじたじです(笑) けどそれが、ヤスの言う「洞察力がある」ってのと、「人の内側を見てるのがいい」ってやつですよね。

「恋愛感情という、一時の衝動で舞い上がって色んなこと見失うのが嫌」という美雨が、ヤスのタバコの匂いが自分に刻印された、自分の中に誰かが住み着いて心を乱されるのが嫌だと訴える。そんな自分はすでに舞い上がってるじゃないか、どうしよう。。。そんな美雨を、「おれは何も見失ったりしないから安心して」と受け止めるヤス。・・・す・・・す、す、す、・・・・ステキ!!!
ナナのためにも、彼女を作った方がいい、というヤスの考えを察している美雨が、唯一不安なこと。「もしナナちゃんとレンが別れたら、あたしはどうなるの?」 一人になっちゃうナナちゃんを、あなたは放っておけるの?ナナちゃんの元へ行ってしまうのではないの?あたしはその時いらないんじゃないの? ・・・そんな思いを打ち明けた美雨に、ヤスは「何も変わんねぇよ。」 ヤスはレンとナナの幸せを心から願っているということがわかった美雨、安心して舞い上がってください(笑)

この二人、何だか似たもの同士って感じで、いいですよね〜。。。いいカップルだと思いますが、ナナが知った時、どうなるのか、それだけが心配だけど、レンともいい感じになってるから、心配いらないかな。とりこし苦労であることを祈る。


未来(現在?)のシーン
いやいやいやいや、ほんとにびっくりだよ!!まあ、冷静に考えたら、いつ出てきてもおかしくないシーンなのかもしれないけど、それにしても突然で驚いた。予告なんかないか(汗) 
クッキーでは、上原美鈴がサーチを読んでいたシーンにモノローグがかかってて、それで終わってたのに、その左ページに黒塗りで泡のような絵。「うん??」と思ってページをめくると可愛い皐ちゃんのアップ!!!「どええええーーーー!!!」と思わず叫び声を上げたのは言うまでもありません(汗)。その衝撃冷めやらぬまま、さらにページをめくるとタクミがーーーーー!!!!!髪が短い〜〜〜!!!!!ぬおおお〜〜〜!!!

・・・・・・・・・・・・何度、このわずかな数ページを繰り返し読んだことでしょう。
何度読んでも興奮しちゃうけど、ちゃんと読みました。いろんなことが想像&推測されますね。
「おかえりなさーーい」と皐が奈々を出迎える。この時も、ちゃんと白金のマンションに住んでるんだ?!奈々はどこから帰ってきたんだろう??ネギのささった買い物袋を下げてるけど、ただ買い物に行って帰ってきただけ、っていう服装でもないような気がするんだけど。。。もしかして、外で仕事でもしてる??

「あのねママ 今日はびっくりウキウキニュースがありまーーす!」と楽しそうな皐。
「お帰り」と再度奈々を出迎えたのはタクミ!そのタクミに「あ! もーダメだよパパ サツキが言ってびっくりさせようと思ってたのにーー」 「ああ ごめんごめん」
・・・・・・・・・・・・何ですか?この会話は???・・・・・・・
「タクミが家にいる」ことが皐の言う、「びっくりウキウキニュース」だったの??どうやらそうみたいね??奈々が「この服どうしたの?」っていうのは、もしかしてタクミが皐を連れて買い物にでも出て、そこで買ったんじゃ??もし仮に奈々が仕事をしてたんだとしたら、それを知らないのも無理はない。
んで、何で「タクミ」が「びっくりウキウキニュース」なのか?長期で出張?遠征?ツアー?にでも行ってたのかな。その割にはこのタクミと奈々の、どこか切なげで悲しそうな表情は何なんでしょうか??ずっと留守にしてたんだとしたら、久しぶりに会うわけでしょう?そして会話がないのも何か意味があるのかなあ??

あやや〜〜〜もうほんとに謎だよ〜〜でも何だか楽しい!!(笑)
タクミと皐と奈々、家族3人で仲良く暮らしてるんだよね?これはそう思っていいと思うんだけど。ま、それがわかっただけでも安心したかなあ。
12巻、42話で出てきたのは、これよりも前なのか、後なのか、それは謎ですね。この二つのシーンの前後関係はまるで謎。最初読んだ時は今回のが42話よりも後のことで、これが「今現在」なのかな、って思ったけど、よくよく考えると、そうとも言い切れない。うーーん、謎だ〜〜〜!!!